アダルトチルドレン

アダルトチルドレン (1)

アダルトチルドレは「Adult Children 」の頭文字から、単にACと呼ぶこともあります。
アダルトチルドレンとは、親からの虐待を受けたり、アルコール依存症の親がいる家庭の機能不全家庭で育った人が、傷ついて大人になった人たちのことを言います。

 

機能不全家庭とはどういったものなのでしょうか。
たとえば、親がアルコール依存症の場合、酒に酔い夫婦げんか、あるいは酒によるトラブルなどを目にしていたことなどがあります。
また、夫婦仲の悪い家庭においては、常に、目にしたくない事を見てしまい、子供の心は傷ついてしまいます。

 

子供が子供らしく無邪気に過ごすことが出来なかった、などがあげられます。
過保護も同様です。
幼少期に付いた、様々な心の傷が原因となって、人間関係 の構築に大きな障害をもたらすようになります。
アダルトチルドレンは精神医学的概念ではないので、一般的には病気という判断はされておりませんが、アダルトチルドレン(AC)と診断する医師もおります。
症状の見地からパーソナリティー障害と判断する場合もあります。

 

アダルトチルドレン (2)

 

アダルトチルドレンの特徴は自己評価の低さがあります。
自分自身を信頼する事ができず、「自分は生きる価値がない」といったふうに思いがちです。
自分をしっかり持っていないため、自分自身をも信頼できなくなってきます。

 

アダルトチルドレンは自分で責任を背負い込んでしまい、マイナス思考に走ってしまいます。
自分自身で決断が出来ず、他人に委ね、また自身への評価を過剰なまでに気にかけるといった特徴もあります。

 

自分で何も決められず、何をして良いか分からなず漠然とした不安に常に、苛まれております。
アダルトチルドレンは自分を持たずに、周りに合わせ過ぎて来たため、自分が一体何をしたいのか全くわからなくなってしまうことがあります。

 

また、不安感が付きまとう事により、意欲がわかなくなります。
これらのことは「常に生きにくさを感じている」というアダルトチルドレンの特徴を顕著に表していると言って良いでしょう。

 

アダルトチルドレン (3)

 

アダルトチルドレンが身につけてしまう役割

 

機能不全家庭の中で生き延びるために、または、そういった家族を支えるために身につけたいくつか役割があります。
その役割は
ヒーロー
     親の虚栄心のため頑張り、成績の良いことが価値のある人と思い込みます。
責任者
     年齢以上に大人びて、世話をやく良い子。
順応者
     混乱している中にいても、無視、無関心でいる目立たない大人しい子。
忘れ去られた子
     何の問題も起こさず、何も求めず、内気で期待されない子。
慰める子
     混乱等が起きた時に、感情、悩みを鎮め落ち着かせ、世話をして、良く働く。
マスコット
     家の中を陽気にする道化の役割をする子。末っ子に多く見られる。
プリンス
     家族の王子様あるいは、お姫様で人形のように可愛がられる子。

逸脱者
     非行など否定的行動で関心を自分に集めさせる子。

 

・・・といった役割を身につけ、この役割を今も続けているかも知れません。

 

 

芽生え

 

 

「うつ病改善マニュアル」