うつ病の改善

パーソナリティー障害 クラスターB群(4種類)

パーソナリティー障害 クラスターB群
感情の混乱と情緒的性格

 

1.境界性パーソナリティ障害
2.自己愛性パーソナリティ障害
3.演技性パーソナリティ障害
4.反社会性パーソナリティ障害

 

1.境界性パーソナリティ障害

境界性パーソナリティ障害の「境界」とは元々は神経症と精神病の中間領域にある精神疾患と仮定され、「境界例(ボーダーライン)」と呼ばれておりました。

 

境界性パーソナリティ障害の特徴としては成人初期から生じることが多く、感情や思考の制御うまくできず、衝動的な自己破壊の行為を特徴とし、自殺率が非常に高い障害です。
人口の1〜4パーセントの人に発症していると考えられています。

 

<症状>
境界性パーソナリティ障害の症状としては感情や思考が極端に不安定になります。
物事により気分が左右されやすく、感情も爆発させやすいようです。

 

慢性的な空虚感と共に虚無感をもっています。
甘えが強いわりには自己主張もしっかりとするようです。
感情の起伏が激しく、またキレやすく、周囲を巻き込んでしまい、リストカットや大量の薬物による自殺未遂を繰り返す傾向があります。

 

<治療>
境界性パーソナリティ障害の治療はカウンセリングや薬物療法で行います。
カウンセリングでは順応性を身に付けるようにし、、薬物療法では神経が高揚し過ぎないような薬剤を使用します。

 

2.自己愛性パーソナリティ障害

自己愛性パーソナリティ障害は、自分は優越的で素晴らしく、特別な存在であるという自己意識を持つパーソナリティ障害です。

 

自分を特別視し、自己属性を過度に持っている傾向があります。
自己愛性人格障害は男性に多い障害で50〜70%に及んでおります。

 

<症状>
自己愛性パーソナリティ障害の症状は自己の外見や体力、知的能力等の自己属性に過剰な自信を持ちすぎている。
他人には特別な扱いなどを求めるが、相手の気持ちを察することはなく、鈍感かつ横柄な態度を取る傾向があります。

 

<治療>
自己愛性パーソナリティ障害の治療は、精神療法と薬物療法があります。
精神療法では、他人の気持ちを汲めない、あるいは自己の優越性を否定出来ない、というような場合に、治療は非常に困難になって来ます。

 

患者が自己愛と決別しなければ治療の進展は望めません。
薬物療法は、抗うつ剤を使用しますが、気分動揺のある患者には、有効な炭酸リチウムを用います。

 

3.演技性パーソナリティ障害

9割が女性で占める演技性パーソナリティ障害は、役者の演技のような行動を日常生活の中で行い、自分が場の中心になっていないと不快になり、自分が注目されなければ大きなストレスを受けて、自己破壊的な行動を取ったりするパーソナリティ障害です。

 

他人の注目を浴びたいという気持ちが強すぎて、落ち着かない、過剰に振る舞ってしまう場合などは注意が必要でしょう。

 

<症状>
演技性パーソナリティ障害は下記のような症状がみられます。
1.注目の的になっていないと不機嫌である。
2.感情の表出は素早く変化するが浅い。
3.過剰な印象を語る話し方をするが詳細がない。
4.自分をドラマ仕立てで語り、劇的な過剰感情を表出する。
5.暗示にかかりやすいので、他人の影響を受けやすい。
6.対人との関係が実際より親密と考えている。

 

<治療>
演技性パーソナリティ障害の治療は心理療法と薬物療法があります。
心理療法では、自身の本当の気持ちをはっきりさせる事で、症状の軽減を図ることができます。
薬物療法においては、個人の症状により抗不安薬や抗精神病薬など、状況に応じて使用されます。

 

4.反社会性パーソナリティ障害

反社会性パーソナリティ障害とは、人に対して不誠実で欺マンに満ちた言動と他人の権利や感情を無神経に軽視する傾向があるパーソナリティ障害です。

 

反社会性パーソナリティ障害は犯罪者やカルト集団の指導者に多いという特徴があります。
規律意識がなく、他者への共感を持たず、自己中心的であるため、人を傷つけても、殺害しても心の痛みは感じません。
反社会性行為は、家庭環境や社会環境を背景に様々な要素が絡み合っていることが原因といわれております。

 

<症状>
反社会性パーソナリティ障害の人は子供の頃から問題行動を起します。
症状は、自己の利益のためには平気で嘘をつき、社会の規則や法律を守らず衝動的行動をしますが、自身の行為に罪の認識を持てません。
倫理観や道徳観の欠如がうかがえます。

 

<治療>
反社会性パーソナリティ障害の人の治療は、一般の医療機関で治療を受けることは殆どありません。
医療刑務所など、規律のしっかりした矯正施設等での治療となります。
薬物療法は抗精神病薬、抗てんかん薬が用いられますが、精神療法では認知行動療法や個人精神療法で行います。

 

芽生え

 

2ヶ月間 うつ病改善プログラム(サポート有)

 

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