パーソナリティー障害

パーソナリティー障害 クラスターA群(3種類)

パーソナリティー障害 クラスターA群
風変りで妄想を持ちやすい性質

 

1.妄想性パーソナリティ障害
2.シゾイドパーソナリティ障害
3.統合失調型パーソナリティ障害

 

1.妄想性パーソナリティ障害

 

妄想性パーソナリティ障害の特徴としては対人関係において、他人が自分に対して何の根拠もなく悪意を持っているという猜疑心や不信感を持つということです。
妄想性パーソナリティ障害の原因は不明ですが、男性に多く見受けられ人口の0.5〜2.5パーセントの人に発症するようです。

 

<症状>
妄想性パーソナリティの症状としては自分に関わりのある相手が誰れであろうと疑念を持ちます。
常に自分が正しく、他人は自分を攻撃してくるというような警戒心を持ち、緊張と不安感が持ち続けています。
職場においては、周囲との良好な人間関係が構築し難いため、同僚とのトラブル等を起しやすく仕事が上手くいかないことも多くなるようです。
自分の周囲で起きたことも、被害妄想的に受け取りやすい傾向にあります。

 

<治療>
妄想性パーソナリティ障害の治療は、他人への不信感が強いため自ら行こうとはしません。
家族と共に心療内科等で診察しても、医師、カウンセラーの些細な行動で、強い不信感を抱きかねません。
治療は精神療法の認知行動療法が主なものになります。
薬物療法は補助的に用いられ、SSRIや抗精神病薬が有効ということです。

 

 

2.シゾイドパーソナリティ障害

 

シゾイドパーソナリティ障害の特徴としては、他者や社会的関係への関心が乏しく、孤独を選ぶ傾向があります。
喜怒哀楽の感情にも乏しい故、表情は平板です。
性格は控えめで、社交性はありませんがコツコツと仕事をこなすので成果も上げますが、他者からの高評価にも感情が起きて来ません。

 

ファッション等の外見は少しも気にかけず、異性への関心が乏しいという特徴もあります。
シゾイドパーソナリティ障害は遺伝や過干渉により、自分の意志を表現しようと思わなくなった人に見られます。
シゾイドパーソナリティ障害者は、一般的に変わり者とか内気な孤立している人と受け取られます。
この障害者の人口は、全人口の7パーセント程に及びで、男性の方が女性より多いということです。

 

<治療>
シゾイドパーソナリティ障害の治療には精神療法や薬物療法がありますが、本人は他者へ迷惑をかけることもなく、生活上なんら困ることがありません。
カウンセリングを受けに行ったとしても、直ぐに行くのを止めてしまうことがあります。
本人が困る程の問題がなければ、診察、カウンセリングの必要はありません。

 

 

3.統合失調型パーソナリティ障害

 

統合失調型パーソナリティ障害の特徴は風変りで妄想を持ちやすく、自閉的な性格を持っております。
霊感やテレパシーといったものを信じ、魔術や奇妙な空想を信じ、迷信などにも異様に興味を示す特徴があります。
また、行動や会話、外見で周りの人に奇異な印象を与えます。
統合失調型パーソナリティ障害は、人口の3パーセント程の人に発症すると考えられております。

 

<症状>
統合失調型パーソナリティ障害の症状は普通の人とひどく変わっているため、他人との関係を上手く構築できません。
信頼できる人間は家族以外にはいませんので、当然親しい友人はおりません。
社会への恐怖心にとらわれている故、孤立していきます。

 

<治療>
統合失調型パーソナリティ障害の治療には心理療法と薬物療法があります。
心理療法は偏った言動等を回避させるように心理的にコントロールします。
薬物療法は個々の症状により判断されますが、抗精神病薬や抗うつ薬が使用されます。

 

 

芽生え

 

 

「うつ病改善マニュアル」