強迫性障害

強迫性障害

強迫性障害とは、不安や不快なことが何度も頭に浮かび、抑えよう、振り払おうとして無意味な行為を繰り返してしまう病気です。

 

トイレに行った後に、気になって何回も手を洗う、ドアを閉めたか何度も確認をとる、ガスの元栓を閉め忘れていないか、、、、。 といった無意味な行為を繰り返し、社会生活を営む上で支障をきたしますので、治療が必要となって来ます。

 

自分では気にしすぎ、こだわりすぎ、といった判断は出来るのですが、止めようと思っても不安が募ってきては、同じ行為を繰り返してしまいます。

 

この強迫性障害の発症する方は、几帳面な性格の人や完璧主義の人に多くみられます。
自分だけでは納得できずに、母親に代わりに確認をしてもらうなど、自分以外の人を巻き込んでしまう事もあります。
強迫には強迫観念と強迫行為の二つがあります。

 

強迫観念は特定の観念(考え)によって、何度も同じことを繰り返します。
火事になったらどうしようとか、泥棒に入られたらどうしよう、といった不安に悩まされてしまいます。
強迫行為においては、トイレの後の手洗いの繰り返し、あるいは火事にならないように何度もガスの元栓の確認をとる。
このような社会的な生活に支障をきたしている神経症を強迫性障害(強迫神経症)といいます。

 

 

強迫性障害の症状

比較的に良く見られる症状
1. 確認行為
  確認強迫とも言い、外出、就寝時に鍵を掛けたか、 ガスの元栓を閉めたか等の確認を執拗に行う。

 

2. 不潔強迫
  手や身体の汚れが気になって、何度も洗わないと気が済まない。

 

3. 保存強迫
  ゴミ屋敷問題で話題になっておりますが、自分の大事な物を捨ててしまうという恐れから、不要と理解していても捨てないで貯めてしまう。

 

4. 数唱強迫
  数にこだわり、普段の生活において不吉な数字等を極度に避ける。

 

5. 被害恐怖
  自分で自分を害を与えたり、その他のものにより自身に害が及ぶのではないかと恐れる。

 

6. 加害恐怖
  自分自身の不注意によって他人に危害を与えてしまう事を恐れる。

 

7.自殺恐怖
  自分が自殺するのではないかと恐れる。

 

8. 疾病恐怖 
  自分が恐ろしい病気にかかっているんではないかという恐れを持つ。 

 

9. 縁起恐怖
  自分が宗教的に不道徳な行いをしてしまったのではと恐れる。

 

10、不完全恐怖
  これはサッカーのベッカム選手に見られます。

 

コーラの缶がペアになっていないと気が済まず、多すぎる場合は、余分な缶を戸棚にしまってしまうと言います。
自身の周りのものが整理整頓されていない、不完全を嫌う症状です。

 

 

強迫性障害の原因

 

強迫性障害の原因は良く分かっておりませんが、脳の機能障害が関連していると言われております。
これまでは、几帳面な性格や完璧主義の人に見られる心因性神経症といわれてきました。

 

しかしながら、脳内セロトニン等の神経伝達物質のバランスに異常が見られることが分かって来ました。
このバランス異常が心理的に働き掛けることも関係しているように考えられます。
家庭環境においては厳しすぎる躾けにより、自信が持てないため、 何度も同じ確認をしてしまう確認恐怖に陥ったりすることもあります。

 

脳内の神経伝達物質であるセロトニンに機能障害が生じ、 汚れや安全といったものの確認、認識等が脳内でうまく処理されていないということです。
私自身も強迫性障害と思われます。
何度も確認する傾向がありまして、これを何とか克服するため、自分である方法を考えて実行しております。

 

 

芽生え

 

 

「うつ病改善マニュアル」