うつ病の改善

PTSD(外傷後ストレス障害)の治療 (1)

PTSD(外傷後ストレス障害)の治療は「トラウマ」となってる 過去の記憶や体験を、過去の出来事としてしっかりと終わらせることが必要です。

 

しかし、この過去の記憶、体験を自分自身で意識しないように努めても、コントロールが出来るほど優しいものではないようです。

 

「トラウマ」を終わらせるには、過去の記憶、体験に「向き合う」必要があります。
終わらせるには専門家による心理療法や薬物療法を受けるのが適切と思いますが、家族の協力が必要なのは言うまでもありません。

 

PTSD(外傷後ストレス障害)の症状は「トラウマ」となった体験を思い出すような場所、あるいは似たような人物を避けるといった生活になるようです。

 

過去の苦痛な記憶、体験を絶対に思い出したくない、と常に思っておりますので、ふとしたきっかけで思い出してしまう記憶に、眠れなくなったり、
震えが来たり、動悸がすることもあるようです。

 

PTSD(外傷後ストレス障害)の治療 (2)

EMDR療法

EMDR療法は、効果が期待できる新しい治療法です。

 

アメリカの女性心理学者フランシーン・シャピロによって開発された、眼球運動を用いた心理療法です。
このEMDR療法が有効といわれるPTSDは突然起こったトラウマの体験から発症した交通事故、地震、津波、強姦といったケースです。

 

医師が患者の顔の前で指を一定の速度で動かし、患者の目で追いかけてもらうといった治療方法です。
(振り子を目で追う催眠術の1つなのかも。)
上下左右に動く指を目で追うだけの簡単な方法ですが、精神科医がしっかりとした治療法として行わないと逆効果になることもあります。

 

催眠療法に近い状態、半催眠状態での治療になるからです。
この眼球運動によって、脳を刺激し、活性化もできるということです。

芸術療法

(1) 音楽療法

 

音楽や絵画といった芸術は一般的に精神疾患の治療方法として効果があり、PTSDの治療方法としても、有効であると言われております。

 

音楽に耳を傾けることにより、心に様々な心理効果を与えてくれ、ストレス等の解消に大いに有効という事で、この音楽療法も取り入れられております。
心の休まる曲であれば、どういった曲でも良いということですが、クラシック音楽が精神疾患の方には有効のようです。

 

特にモーツアルトやバッハといったクラッシク曲が脳をリラックスさせやすいようです。
目を閉じて、ゆっくり腹式呼吸で呼吸を整え、ゆったりとした気持ちで音楽を聴き、心身を休ませて下さい。
また、音楽を聞くだけでなく、声を出した唄うこともPTSDの改善に有効のようです。
大きな声を出すことさえままならない現在、カラオケなどで誰にも気兼ねなく歌を唄うことは、ストッレスの発散効果が高いようです。

 

(2) オルゴール療法

 

音楽療法の1つであるオルゴール療法は、オルゴールの強い響きを聴くことで交感神経を刺激し、血液の循環を活発化し、心肺機能を高めます。

 

さらにこれにより、酸素と栄養を全身に送って細胞の活性化を促すという方法です。
オルゴールの高・低周波の響きは脳を刺激し、血流の促進、自律神経正常のコントロールを行うということです。

 

PTSDに対してのオルゴール療法は自律神経の正常化、全身の血行を改善し温める、消化器系を正常に戻し、十分に栄養を摂取する、ホルモン分泌を正常にすることにより自然治癒力を引き出し高める。
これがオルゴール療法のPTSDへの方法付けとなります。

 

ショックや大きなストレスは心の負担となって自律神経の恒常性を壊し、心身が異常を発することになります。
オルゴールを聴くことで、リラクゼーションに導き、副交感神経の働きを高めます。
オルゴール療法は高・低周波の美しく響くオルゴールで脳を正常にし、心身の恒常性を保つ、新しいPTSD治療法の1つのようです

曝露療法

曝露療法はPTSD(外傷後ストレス障害)を患っている方の不安、恐怖を感じる状況を少しずつ慣らしていくという療法です。

 

PTSDの患者さんはトラウマに関連した物や場所などに強い拒否反応を示し、身体的な症状や回避症状が現れることもあるということです。

 

身体的症状やパニック発作などは、薬によって抑えることが可能ですが、トラウマになった事とは全く関係ない事柄で拒否反応を示したり、間違って学習してしまう危険性があります。

 

多くの無関係の物までトラウマ体験と結びつけてしまい、自身の行動範囲を狭めてしまい、1人での行動が出来なくなってしまいます。
曝露療法によって、間違った記憶を行動により認知、修正し、脳を再構築する治療方法です。

 

不安や恐怖の起きる仕組みをしっかり理解し、トラウマとなった体験の時の、不安や恐怖心などを思い出して記録しておきます。

 

フラッシュバックが起きる状況を徐々に慣らしながら、不安、恐怖心が起きていないことを確認しながら、間違った記憶を段階的に修正していきます。
着実な治療を進めるには無理をしないで、ゆっくりとしたペースで行うことが重要です。

薬物療法

PTSDの薬物療法は一般の精神疾患の治療に使われる向精神薬を使用します。

 

この向精神薬には脳神経に直接的に働き、興奮を鎮静する作用があります。
PTSDの治療には第1選択薬のSSRIと第2選択薬のTCAが使用されます。

 

第1選択薬SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)は使用から数週間で、その高い効果が現れるということです。
副作用は少ないようですが、不眠や興奮状態を引き起こしたりもします。

 

第2選択薬TCA(三環系抗うつ剤)は侵入症状(トラウマとなった記憶が突然出てくる)や回避症状(過剰な不安により、行動範囲が狭まる)に、効果がありますが、第1選択薬SSRIと比較して副作用が出やすいという欠点もあります。

 

他の薬剤としては、交感神経抑制剤、ベンゾジアゼピン系薬剤もあります。
交感神経抑制剤は過剰覚醒症状や解離症状に、効果があります。

 

ベンゾジアゼピン系薬剤は単独での効果は望めず、他の薬剤との併用で効果が現れます。
侵入症状と回避症状には効果がなく、過剰覚醒症状に効くようです。

 

また、このベンゾジアゼピン系薬剤は長期間の服用により、薬物依存症になる危険がありますので十分な注意が必要です。

グループ療法

PTSDにおけるグループ療法は、その効果が高く70パーセント以上あると言われております。
ショック体験を誰にも相談できないで、1人悩み、落ち込み、苦しむことによりPTSDになってしまうこともあります。

 

自身の体験を話すということは非常に抵抗のあるものですが、カウンセラーや臨床心理士が立会い、話を進める中で各人の共感する部分に触れることで、徐々に慣れて話やすくなるようです。

 

他の人の悩みを効くことにより、自分以外にも悩みを抱えている人が沢山いることを知り、また、自分の体験よりもっと酷な体験を知ることもでき、孤独感が軽減し前向きな考えになったりします。

 

地下鉄サリン事件や日航機墜落事故などの事件、事故でよく「被害者の会」が結成されますが、これは裁判のための役割だけでなく、事件、事故に関わった人のPTSDを解消する一つのグループセラピーの一環とも考えられます。

 

芽生え

 

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